ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2023.12.4 22:09ゴー宣道場

昨日の道場、お疲れさまでした。

昨日は今年最後のゴー宣道場。
高森先生が皇統問題の現在地について
熱く語ってくださいました。
私は荒唐無稽な持論を展開する倉山満や八幡和郎の記事と
読み比べながら聞いていたが、
「俺ってすごいだろ臭」がプンプンする彼らと、
公の見地に立った主張とでは、厚みが全く違っていた。

たとえば八幡は、
「皇太子が空席というのはデマ」とはっきり書いている。
(PRESIDENT Online 11/8配信)
「秋篠宮様が皇嗣だから次期天皇でしょ」という、
誠に表面的な理由でそう断言しちゃっているのだが、
高森先生の話で、皇太子不在の危機感を私はあらためて感じた。
もうほんっとーーに時間がない!

冒頭で繰り返されていた、
「現実を見るか目をそらしてお花畑にいるか」
「リアリストかドリーマーか」、
この言葉にすべては集約されている。

インパール作戦は、「こんな補給の続かない強引な作戦、
まさか誰も賛成しないだろう」と皆が思っていたのに
決行された。常識ある人々の「まさか」は、
たとえ無理筋でも声の大きな存在に負ける可能性がある。
旧宮家の男系男子の養子縁組など、常識的に考えてあり得ない。
しかし岸田内閣の肝いりで始まった懇談会では、
皇位の安定継承ではなく、皇族数の確保という
お茶を濁しただけの、しかも無理筋プランを出した
有識者会議報告書の案に沿って進められる可能性が高いという。
まさか、まさか、まさか!!
目をそらしている場合ではない。

しかし1部の最後で語られた倉持氏の超高度(?)な弁論テクニック、
まさしく内閣法制局の答弁を体現していて、むちゃくちゃおかしかった。

そしてちぇぶP・隊長はじめ設営に携わってくださった皆様、
本当にありがとうございました!


さて道場終了後のまんぷく道場、
今回は都内にいても滅多に行くことのない
キラキラしたオシャレなスポット。
自分の邪悪な心まで映し出されそうな、
明るく洗練された雰囲気のクラフトビールのお店でした。

ビールのおつまみに合いそうなお料理たち。

前回の仙台の話、将来の野望の話、
誰も興味ないだろうけど私の土偶愛の話、
来年の広島開催の話、同い年の女性サポーターとの出会い、
2時間あっという間でした。

あ。
クラフトビールのお店だったのに
ビールの写真が一枚もないな・・・。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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